赤い薔薇の下で【六花の翼コラボ】





「……ねぇ。あたしの席、ここだったっけ?」


「あぅ…そのはず、だよ…?」



…――15分後。


無事に教室へ辿り着いた二人は、それぞれ自分の机…と思われる場所の前に立ったまま、

お互いの顔を見合わせた。



……神無とまりあが、『自分の席』に疑問を持った理由は二つ。