半強制的に四つん這いをする形になった神無は、一瞬呆然として… 「す、すみませんっ」 大丈夫ですか!?と心配そうにかけられた声に、ハッと意識を取り戻した。 慌てて立ち上がると全身をチェックし、 「はい、大丈夫ですっ!!怪我もありませ…ん……」 狼狽しているだろう相手を安心させようと笑顔で振り向いて、 思わず目を見開いた。