「浜野真梨様、ですか?社長がお待ちです」 案内の人について行くと、大きなドアの前で止まった。 「こちらでございます」 息を吸ってから、ドアノブを握る。 手汗がやばい。 でも何とか笑顔をつくって、中に入った。 「おはようございます!浜野真梨です」