夕食を食べ終え、部屋に戻ってきた。


もう1度曲を聞く。


う〜〜〜〜ん。
可愛らしい感じなんだけど……
どういう詞をつければいいのか、全くわからない。


ゔ〜〜〜〜〜〜〜〜ん………。



"コンコン"

だっ、誰⁈


「真梨ー、俺、悠」

なぁんだ、悠か!
社長かと思った。
焦ったぁぁぁぁぁ

「どーぞ」
と返事する。


部屋に入ってきた悠の顔は疲れ切っていた。

もちろん、原因は作詞だろうけど。


悠が作詞しているテーブルの前にきて

「どうだ?作詞の方は」

と聞いてくる。


私は

「最後の1曲がまだできなくて…」

と答えた。