「ほんとだ!…って、やばっ。うちの学校の生徒めっちゃ来たぁぁ」


学校あるのに、朝から制服も着ないで男子といたら、変な誤解されるじゃん‼



「マジ⁈早く乗ろーぜっ」


そう言って悠は、私の手をぐいっと引く。



"どきん"

ん⁇⁈
なんだ今の。

これ…舜也の時とおんなじ……


うぅん‼違う。
私が好きなのは舜也だもん。


頭を横に強く振って、自分に言い聞かせる。