「…ただ俺は、あの人に近づきたくてこの世界目指したんだ。だから、他の人は好きにはなれない」







舜也は、捨て台詞をはいた様にその場から立ち去った。






「………」

"あの人"って誰だよ………




俺はその場に立ち尽くしていた。