「トモさぁ、なんかちょっと千夏ちゃんの事気になってない??」
瞬がチョコを舐めながらチラっとオレを見た。
世の女子はきっと、瞬のこの上目使いに瞬殺されるんだろうな。
「全く。つーか、広瀬と会ったのなんか昨日が初めてだし」
オレが広瀬を・・・・・。
ナイナイ。 有り得ない。
「時間とか関係ないっしょ」
「・・・・・オレが広瀬のドコを見て一目惚れするってゆーんだよ」
顔並、スタイル並、トーク難アリの広瀬のドコに・・・・。
「ふーん?? オレ、勘外れたコトないんだよね。 ま、イイや。 トモ、休憩終わり。 リハビリがんばって」
何故か瞬のタイミングでオレの休憩が終わるらしい。
まぁ、イイけど。
オレも広瀬からもらったチョコを食って・・・・というか、舌でアルミから舐め剥いでリハビリに戻った。



