Love☆Situation〜恋する乙女に送る物語〜



「「お前ら遅ーぇ」」



下駄箱に向かうと、
智と亮介がいた。


「てか、待ってたの?」


「あぁ。お前らもカラオケ誘おうと思って」



カラオケねぇ・・・


「どーせ、亮介はあたしがいないと寂しいんでしょ?」


「男2人でカラオケとか、まぢ無いわって思っただけ」


あーあ、意地張っちゃって



「ほれ、さっさと行くぞ」


「うわ、何で智が仕切っちゃってんの?うざー」



「は?調子乗んなブス」


ムカつくーっ!!


「智も人のこと言えない顔じゃん」