「また来てにゃん?」 「もちろん!」 あたしは猫耳をつけている。 有華が無理矢理つけてきた。 だけど、少し気に入ってる。 「お帰りなさいませ、ご主人様」 あたしは完全にメイド気分だ。 「ご指名はありますか?」 教室の壁に飾られた、女子の写真。 「結衣ちゃんで」 「ありがとうございます。では、お席に案内しますね」