Love☆Situation〜恋する乙女に送る物語〜



「また来てにゃん?」


「もちろん!」



あたしは猫耳をつけている。


有華が無理矢理つけてきた。


だけど、少し気に入ってる。



「お帰りなさいませ、ご主人様」


あたしは完全にメイド気分だ。


「ご指名はありますか?」


教室の壁に飾られた、女子の写真。


「結衣ちゃんで」


「ありがとうございます。では、お席に案内しますね」