「あっ、はじめまして!」
すごく、美人な人がいた。
大きくてビー玉みたいな綺麗な目をしていた。
その人の後ろには4人ほどの男女がいた。
「あ、えっと…、」
私は、その人の美人さと、私の中ではなかなか見かけない人数の多さに、少したじろいでしまった。
「私、律香の友達。律香いるかな?」
あぁ、お姉ちゃんの友達なんだ。
「あ、いますよ。いま部屋ですけど…。えっと、どうぞ、入ってください。」
「本当?ありがとう!じゃあ…お邪魔しまーす」
私は家の中にお姉ちゃんの友達を通した。
…………わぁ。
その時が一目惚れだったのかな。
お姉ちゃんのお友達の一番後ろにいた明るい茶髪の人、
すごく、すごく、
かっこよかった…。