何故こんなに好きになったんだろう?






夏輝 side



「あぁ〜今日も暇やぁ〜。先生そろそろ外出してぇや。」


「駄目だ。パニックを防ぐためにはここにいてもらわないと。」


「なんかこの学校に俺がおんの都市伝説化しそうなんやけど。」


「しかないだろっ!!みんなお前が居ると風紀が乱れるんだよ。」


チックショー。


ほんま頭固いわ、東京の先生は。


別に俺は風紀乱すつもりないし。


するとピロリロリン♪と携帯の音が鳴った。


「あっ!!道子ちゃんからだっ!!あ〜最近お店に来てないってぇ?ゴメンねぇ、また行くよ〜!!あっ!!ちょっと待ってねぇ?」


おめぇが1番風紀乱してんじゃねぇか。


「おい、賀山。俺はこれからちょっとだけ銀座まで行ってくる。時間になったらマネージャーさんが来るからそれまで部屋出るんじゃねぇぞっ!!じゃあなっ!!」


道子ナイス。


「おっしゃ!!んな出掛けよかっ!!」


そして俺は学校探検をすることになった。