何故こんなに好きになったんだろう?






で…………………


何ですか?


この女子の量。


一体何かの戦いにでも行くのだろうか?


戦国武将なら人数的に喜ぶだろなぁ…。


タ〇ムマシー〇が必要だね。


「何の用でしょうか?」


「あんたふざけてんの?」

「逆に聞くけど『何の用でしょうか?』って聞いただけなのにふざけてるとか意味が分からないんだけど。」


「………………あんた今すぐ南君と松原君の友達やめなさいよ。」


……………はぁ?


「な、何で?」


「うちらは2人のファンクラブなわけ。だからあんたみたいなのはとっても邪魔なの。まぁ早めに退治しとかないとね?」


「お言葉ですがそれは無理です。」


「あんただけなんて許されないの。分かる?」


「分からないです。」


「なら力ずくで分からせるしかないわね。」


そういってその女子は私を殴ろうと手を振りかざした。


ぎゅっと目を閉じたがいつまでたっても痛みはこない。