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まずはじめに今の心境を書き記しておこうと思う。

今から書こうとしているものは、きっとこの先どんなが事が私の身に降りかかろうとも忘れ去る事が出来ないであろう。
そんな忌々いとさえ感じる程に今も脳を渦巻くあの出来事を私は文として残すことにした。
これは誰の為でもなく私の為である。
故に結末がどうなろうともペンを置いた先にはきっと何かしらの変化があると信じて左手を動かしている。
そう。
現にたったこれだけの文字を紙に書いただけでも心にほんの少しばかりの変化が生まれたのだ。
拙い文ではあるがこのまま最後…いや最初まで記憶を辿り書き記していくつもりである。

こんなものだろうか。
まぁいい。
とにかく書きたい事を素直に書いていこう。