「よし、メイクはこれでいぃか。
あとは髪だね。」

沙希はアイロンで私の髪をかるく内巻きにしてくれた。

「かんせーい♪
ほら、鏡見てみて♪」

私は沙希に言われて鏡を見た。

わぁ~///

一瞬誰?と思うくらいに
鏡には私とは思えないくらいの可愛い子が
鏡の中にいた。

「どぅ?可愛くなってるでしょ~?」

沙希は自信ありげに私にそぅ言った。

「うん…。私とは思えないくらい可愛い…。
ありがとぅ、沙希ー♪」

私は沙希に抱きついた。

「ほら、早く戻ろっ」

「うん!」

私と沙希は教室へ急いで戻った。

教室には、涼介と涼介の友達がいた。

「涼介」

「!?美嘉!?」

涼介は私の声で振り返ると
まるで知らない人を見るようにキョトンとした顔。

「さっきね、沙希にメイクとかしてもらったの。
どぅ…かな…?」

「いや、その、か、可愛いよ…///」

涼介は顔が赤くなっていた。

沙希と私は「成功したね♪」とピースしあった。


「じゃ、じゃあ行こっか…///」

「うん///」