「うちに任せなさーい!」

沙希はそぅ言うと、
おもむろにバックからメイクポーチやヘアアイロンをとりだした。

ポーチを開けると、いろいろなメイク道具がギッシリ。

「す、すごい…」

私はその中身を見て驚いてしまった。

「うちね、
人のメイクするのって結構好きなんだよね~♪」

「そぅなんだ」

だから、こんなにメイク道具はいってるんだ。

「じゃ、始めるね。」

そこから沙希は一言も喋らずに
真剣に私のメイクをしてくれた。