「…今から」
「ん?」
「今から、僕の言うこと真剣に聞いて」
「何?」
食べ終わったヨーグルトの容器をテーブルに置いた。
「ちょっと、ベットに座ってくれない?」
「うん、分かった…」
何なんだろ…。
真剣に聞いてって…。
私は言われるがままにベットへと座った。
「僕さ…。僕…」
「うん」
「美嘉ちゃんのことが好きだ」
「…え?」
私はベットに押し倒された。
な…何!?
好きって…えぇ!?
涼介は私の上に覆いかぶさるようにして
乗ってきて
私の顔に徐々に近づいてくる。
「えっ…ちょっ…涼介!?」
「んっ…」
涼介の唇と私の唇が触れた。
涼介は私の口の中に自分の舌を入れてきて…
「ぷはっ…ちょ…やめ……」
私は涼介を押して、どかそうとするが
男子の力がこんなにも強いとは思わなかった。
涼介から何度も何度も何度も何度も
舌を入れられて、
生まれて初めてしたキスが
涼介とのディープキスになった。

