「次は俺?俺は一ノ瀬和樹、17歳。よろしくね?」 和樹くんは、今時の高校生には珍しい、さらさらの黒髪が印象的な爽やかな青年って感じがする。 「はーい、はーい!!次は僕の番ねっ!俺は藤堂伊織。伊織って呼んでね♪因みに17歳だよー!」 この中では一番明るそうな伊織君。 伊織君は、私みたいな女の子よりも愛嬌があって可愛らしい。