「実江、おはよッ」
ニコッと笑いかけてくる、優くん。
本名は永井 優。
私の彼氏…です////
「優くん。おはよッ」
「もぉー優くんッ、茜もいるよッ」
と語尾にハートが付きそうな、声で茜が優くんに言った。
「おはよ。西宮さん」
と茜に返す優くん。
あ、茜ぇぇ~~~~。
チラッと茜を見ると、
「えへへー」と私を見て笑っていた。
っもう…。
「あ、ごっめーん。実江、嫉妬しちゃった?ごめんねー」
と大声でいう茜。
ああああ、あ、茜ッッ!!?
「えっ…」
と優くんもびっくりしてる。
「も、もう!茜ッ!//////」
優くんをまた見ると、手で顔を覆って下を向いていた。
「えと、その…優くん?えっと…//」
「嫉妬とかすっげー嬉しい」
と言って優くんは悩殺スマイルを私にむけた。
ずっきゅううううううん。
「そ、そ、そっか…/////」
茜は横で「バカップル…」と呆れていた。

