「はぁ…。」
悪いけど、あの二人といると少し疲れちゃう。
最近はなんかよく抱き締められるし…。
「ん、ほらよ」
とたこ焼き屋の定員さんが、だるそうにたこ焼きを差し出す。
「ちゃ、ちゃんと、シャキッとしまひょ!!!!」
私は定員に対して怒っていた。
自分でも驚いたが、驚きより今は恥ずかしさが襲う。
噛んだ…。噛んだよ、私……。
しまひょって…しまひょって…ああああぁぁぁぁぁぁ
「あはははッッッ!!!」
へ?
「何こいつ!まじうける!しまひょだって!しまひょ!」
うぁーーー…………////////
やばい。恥ずかしすぎるよぉー…////
「っく……ははっ…。ガキは親んとこ早く戻りな」
………ガキ??
いやいや、定員さん。
私貴方そう変わらないと思いますが。
「失礼ですね!!!これでも私高校2年生ですっ」
「え……」
と定員さんは真面目にビックリしている。

