グシャッッ
グロい音が聞こえる。
皆がその先を見ると、そこには家庭教師がいた。
「実、実江…」
家庭教師の下をみると、たこ焼きが落ちていた。
「あぁーー!!お前、なにしとんねん!
俺のいとしのたこ焼きがぁ!!!」
と翔太くんが泣いている。
すると家庭教師が私に近づいてくる。
「な、な、な、何………」
ジリジリと詰め寄ってくる家庭教師。
「マジ……可愛い」
そんな言葉が家庭教師の口から聞こえた。
すると
暖かい感覚に包み込まれた。
「なっなっ…離せっ!」
家庭教師が私を抱き締めていた。
後ろから抱き締められることは多かったが、正面から抱き締められることはなんてはじめてだった。
しかも、水着だから、家庭教師は半裸だから、素肌が顔にあたって恥ずかしい……
「マジ可愛すぎる…」
「っ………////離せ!変態っ」
「離せよ」
低い声が聞こえる。
そこには優くんがいた。

