確かに、茜は足は細くて長くて、お腹もくびれている。 男がほっとく訳ないだろう。 「実江は一途すぎんのよ。そろそろ別れたら?」 「一途でいいのっ。別れないもーん。」 「ちぇっ。実江が別れたら私が優くんと付き合おうと思ってたのにぃー」 茜…それでも私の親友かッッ。 「あ、噂をしてると来たよ。実江のいとしの彼氏♪」 「えっ」 茜の見る方を見ると優くんの姿が見えた。