家庭教師は甘エロ男ッ!!?~危険な同居生活~







ザアァァ………








気持ちいい波の音。









ジリジリ







まぶしく暑い太陽。

























「海だあああああああああああああ!!!!!!!!」











電話からはや三日。

楽しみで夜もなかなか眠れなかった、お楽しみの海!!!!
















しかし。













「な、なに!?皆どうしたの?」











みんな、つったっている。








「よ~く、こんな暑いなかでそんな大声だせるわねー…」










茜があきれた顔で私をみる。






確かに、バスの中はとても暑く、しかも車酔いが重なり、吐きそうだった。




が、








「この、キレイな海をみたら!!!

ぜーんぶっふっとんだよ~!!!」











「…はぁ」













茜がすごいよ、あんた。と誉めてくれた。

誉めたのか知らないけど。










「っははっ。実江らしいねー。みんな、泳ごっか。」







と優くんが笑顔を振りまく。