「ふぁぁー…」
ベッドに寝転がる。
意外だった。
へらへらしてるあいつ…、家庭教師にそんなことがあったなんて…。
プルルルルルルルル…プルルルルルルルル…
着心音がなり響く。
「ん…、はい」
『あ、実江ー?』
「えっ、茜?」
『うんうんー』
昼とは別人かと思うくらい茜はテンションが高かった。
気にしすぎたのかな…。
「どうしたの?」
『うん。あのさー3日後に海行かない?』
……………!!!!!!!
「海!!!!?」
寝転んでいた体をガバッと起き上がらせる
『うん。翔太と優くんとあたしとあんたと、
あんたの家庭教師!』
「うんうん~……………ってはぁぁぁぁ!!?」
なんで!?なんで家庭教師までくんのよ!!!
「なんで家庭教師までくるの!!?」
『え~♪だって、見てみたいじゃん?イケメン家庭教師♪』
こいつ…………!!!!
「…………もう!!!!!バカ!」
『知ってるよ~。それくらい。
翔太もあんたに会いたがってるし、あんまり関わったことないけどいいよね?』
「翔太…」
…ああ!
茜の幼馴染みの…。
『うちらも、もう高校2年生じゃん!一泊二日しよっか、って話なってんだけどいい?』
「全然オッケーーー!!!!!!!」
※家庭教師とことを抜いては、である。

