高校2年生、松崎 実江。
ごく普通な女子高生。
父は病気で天国へ。
母は只今、生活費を稼ぐため海外で仕事中である。
まぁ、今日も平和を満喫中。
「実ー江ッッ!おっはよー」
「わっ」
後ろから背中を押される。
振り向くと親友の西宮 茜がいた。
「茜おはよー。何?テンション高いねー。良いことあった?」
「へへへー。わかる?彼氏できたの♪」
「あー別れたっていってたもんねー。ってまだ2日しか経ってないのに新しい彼氏か」
「私の周りには男子がよってくるんだから。」
ふふん、と茜はドヤ顔をした。
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