「いくよ、優くん」 そういって、また優くんの腕をひっぱる。 「あ、うん…」 「じゃぁ、実江、晩御飯後勉強な♪」 そう言って私に笑顔を向ける家庭教師。 「…。いくよ、」 無視して、私は優くんの腕を引っ張るのであった。 優くんと家庭教師がにらみあっていたのも知らずに…。