「そういえば、羽柴」 寒いとまだグチグチ言っている佑樹を横目で見ながら制服から練習着にきがえていると、同じく着替えていた友達に声をかけられた。 「ん?」 「さっき、新谷と話してたんだって?」 どきっ。 俺は突然の質問に肩をあげた。 「な、なんで…?」 と、聞かなくても新谷が有名だから風の噂で皆の耳に入ることくらい予想していた。 だけど、何で新谷と話してたかなんて言えない…。