ｶﾞﾀﾝ…ｺﾞﾄﾝ…


朝の通学電車の中は少しだけ混んでいて、別にここは都会じゃなくてどちらかというと田舎の範囲内だから満員電車ともならない。



いつもの電車にいつもの友達と一緒に乗って田舎の高校に通う。


成績がそれなりに良かった俺に、中学の教師は地元から少し離れたレベルの高い高校を薦めた。