中学1年の笹沼未羽は天然少女であり、
本人は気づいてたいみたいだけど、
何気男子に人気な仔。
しかし、未羽は彼氏ができたことがない!
そんな未羽の初恋&初彼ができるまでのお話。


*・*・*未羽・*・*・*・*・・*
朝からこんなに天気がいいのって久しぶりだなぁ・・・。
春風(?)もきもちーしw


それにしても同じ通学路なのに、なんか心がムズムズする。ぃゃ、ウキウキの間違いか?!

特に嬉しいこともないのに・・・。

はあっ・・・とため息をつくと、
後ろから親友の坂下優華が飛びかかってきた


「なぁーにため息なんかついちゃってんのよっ(^ν^)どうしたの?

あ!もしかして!!あの天然で鈍感でバカでアホで鈍くてぽわぽわしてる未羽が
恋したかっ?!そーだろ!そーだろー?!」

ちょ・・・ひどくない?
いくら親友でも、天然で鈍感でバカで・・・・ってひどいなぁw


まぁ、否定できないけど・・・。

しかも恋って!ばっかじゃないのっ?!

「そんなわけないでしょっw
ただなんか今日は落ち着かないっていうか・・・・。」

「・・・・それって未羽さ。
『初恋予報』とか『初彼予報』
じゃない?」

「は・・・初恋予報?初彼予報?」

あまりに驚いて空いた口がふさがらなかった。

優夏に「なにそれ?」
って聞いたところ、私みたいな感じで、恋したことがないとか、彼氏ができたことがないとかだと、その日に恋をしたり
彼氏ができたりすることらしい。

「そんなの信じられないな〜」
っと言いつつ、期待してしまう私が
わけ分からなかった。

・'・*・+学校・*・*・*・*・*

教室にはいると、
目の前に女子に人気の坂本友也がいた。
そのとき一気に顔が熱くなる感じがした。



・*・*・*・*友也・*・*・*・*・

今日の朝、通学路で坂下と笹沼が言ってたこときーちゃったんだよな・・・

・・・『初恋予報』と『初彼予報』だっけな。

あいつ初恋まだなんだ・・・。

実をいうと俺もそうなんだよな・・・
初恋はまだだ。

なんか今日は落ち着かないっていうか・・・・
おかしい。

なんて考えていると、前から笹沼がやってきた

っ・・・
思わず見つめてしまうんだけど・・
こいつかわいすぎ。

はぁ...ヤバイヤバイ心臓ヤバイ

えナニコレw顔が熱い・・・

・*・*・*未羽・*・*・+・
どんどん顔が熱くなるっ

うわああ ナニコレーっ
心臓がおかしい!!
え?え??なんだこりゃ・・・

ええええー 私睨まれてる?!

うしょーんっ?!
睨まれてるのに心臓ふぁドキドキしてるし!顔が熱いよぉ・・・///

もしかして・・・病気?!