「お姉ちゃん達何しよぉと?バイトしよぉの関係あると?」

我が妹ながら、いい勘しとる…でもねアンタは知らんでいいと!

「ああ純也さん生きてたらレースするつもりやったんよ。やけん俺達で代わりに夢叶えようってね」

ペラペラ喋るヤツだよな…カッパの野郎

「マジ?やっぱりレースするのお姉ちゃん?」

「そう!でもアンタには関係無いけん」

あたしが少し冷たく言うと

「ふぅ〜ん…お姉ちゃんがバイトしよぉのは、そんな訳か…」

こいつ…お母さんにチクるやら言わんやろうね

「何か楽しそうで羨ましいな」

なんか、この子が、そんなんやったら調子狂うなって思いよったら…厄介なヤツが現れた。