「え?いや、あたしは…」

あたしの顔色を伺う様にうろたえるアイツに

「一応うちは飲食店なもんで注文もロクにせんヤツに店ん中荒らさせる訳にはイカんけん」

「いや、私は瑞希ちゃんの担任として…」

「店ん中に入って来た以上注文せんとやったら営業妨害って見なさなイカんと!」

あたしの気迫にたじろいだアイツは渋々コーヒーを頼んだ。