すっかりうなだれた米一丸に

「アンタが今する事はあたし達に憎まれ口叩く事じゃ無いやろ?恥も外聞も全部捨ててセカンドで走らせてくれって頭下げる事や無いん?」

あたしのセリフ聞いてみんなビックリしてる

「瑞穂…お前、コイツをセカンドにする気か?」

当然のリアクションだわな

「栄司と最初に会った時も、こんな感じやったんよ…」

あたしのセリフ聞いたカッパは栄司の顔に目を向け

「米一丸…お前が去年乗ったマシンと何もかんも違うぞ」

栄司が言い終わると米一丸は、その場で泣き崩れた。