だけどそんな心配は、いらんかった。

「よっイカレ頭女…ここがお前らのチームのガレージか…こ汚いバイク屋やな」

あのくたばり損ないが訪ねて来たからだが…

「何しに来たん?」

「いやド素人チームの奮闘ぶりをからかってやろうかなってな」

嫌味なヤツ…

「けっいい歳こいてバカ姉貴に車椅子押してもらわんとここまで来れんかったくせに」

あたしとくたばり損ないの会話聞いてクマさん達は呆気にとられてた。