「俺さ、久宮さんのこと好きなんだ。」





「ええ!?」





ほんのり赤かった頬を真っ赤にしている。




本当に好きなんだなって思わせられた。





名前を口にしただけで真っ赤になるなんて今時そうそういないよ?





にしても、水草くんが奈保のことをね…意外かも。あの2人のペアか…






「…うん、お似合いだよ2人!水草くん、応援するからね!」





「ありがとう。頑張るよ。」





また優しい顔でニコッと笑い、恥ずかしそうに視線を逸らした。





その後少し雑談をして、私たちは別れた。