透と晃希が、奈保と水草くんに気がついて、手を繋いでいるのを見て、すぐに関係を理解した。
2人にしてはすぐ頭が回ったなーとか、すごく失礼なことを私は考えていた。←
そして2人は、水草くんにもちょっかいを出し始めた。
「おーおはよう2人共!水…誠も加われ!」
「うえ!?」
驚いてる水草くんを奈保から引っぺがして、3人でまたじゃれあい?を始めた。
「ちょっ…待て待て桐…透!晃希も!」
楽しそうにとっくみあってる男子達を尻目に、私たちは早足で学校へ向かう。
「そこのバカたちー!早く行かないと遅刻だよー!置いてくからねー!」


