大きな弁当箱に入れてきたのに、あっという間に平らげてしまった。 2人で1つの弁当はさすがに少なかったなと後悔しているあたしを見てセンパイはあたしの頭を撫でた。 「美紅ちゃん。美味しかったよ!! ありがとね!!」 センパイの大きな手があたしの髪の毛をくしゃくしゃにする。 「...髪の毛がぐちゃぐちゃになっちゃうので、やめてください」 照れ隠しにそう言うと、更に強く撫でられた。 「また、弁当作ってねー!!」 ...また...。 あたしはセンパイの言葉に頷くことが出来なかった。