そんな話や、一緒に過ごすことのできなかった空白の夏休みの出来事を話しているうちに、あたしの家のすぐそばまで来ていた。 ...早い。 別れを名残惜しんでいると、おでこに軽いキスをされた。 恥ずかしくて、固まったままのあたしに、センパイは小声で 「明日から、また一緒に昼御飯食べようね」 と言ってきた。 ...玉子焼き、練習しなきゃ。 ――そして笑顔で手を振って、家のドアを開けた。