――ミーン... ミーン ... ミン... 「あっつ...」 うるさいセミの声にかき消されるくらいの独り言を呟き、手でパタパタと風を送る。 そうやっても、顔に送られてくる風は生暖かく、余計に汗がでる。 元々寒がりなあたしは、6月、7月は暑いと思うことがあまりなかったが、8月に入って急激に暑いと感じるようになった。 ――こんな中、外にいたら熱中症になっちゃう...。 こんな暑い中、あたしが外にいる理由。 それは...明日の誕生日パーティーのため。