「浩太、今日何時に起きた?」

とりあえず適当に話しかけてみる。

「別に関係ないだろ姉ちゃんには。」

……
相変わらず愛想がない。
学校でもこんな感じなのかと時々心配する。

「あっそ。浩太今日から中2でしょ?友達づくり頑張れ!」

「は?そんなことより自分の心配すれば?」

本当あーいえばこーいうやつだ。
頭にくる。人がせっかく応援してやってるのに。

まぁ、確かに友達づくりで大変な立場なのはあたしだ。
浩太の言葉はごもっとも。

「はいはい。わかりましたよ。ご馳走さまー」