階段で一階に降りると
浩太が朝ごはんを食べていた。

「浩太、お母さんは?」

「……。」

無視。
今ご飯中だから話しかけないでくれる?
と目で訴えてくる。

いつもこんな感じだからあまり気にしていない。

とりあえず洗面所に行き、洗顔する。
髪を整え、朝ごはんを食べるため浩太の正面に座る。

「「………」」

無言。気まずい雰囲気。