「あはは…ごめんね(笑)」

「なんだ具合悪いのかと思った。」

その優しい性格も好き。
澄んだ瞳。整った顔立ち。

すべてに恋をしている。

心臓が爆発しそうなくらいの感情を抑えつつ、
「なんかごめんね!ありがとう」

と言う。

それから入学式がはじまり、
ずっと清水君のこと考えてた。
これじゃあ、あたしストーカーの人みたい。

入学式に集中なんかできなかった。
時々みえる清水君の横顔に夢中になったり、
あたし、ばかみたい。