君と夕焼け



「わぁぁ…っ」

「宙、こっちおいで」

「うんッ!」


日向に手招きをされ、駆け寄って日向の隣に座る。


「2人でここに来るのって、何年振りかな?」

「花火見た時以来じゃない? 確か2年位前だったと思うけど…」

「花火っ!そうだよ花火だ‼ あん時でしょ?私が迷子になっちゃった時‼」

「そんなこともあったなぁ。あん時は大変だったんだからなー?

宙が迷子になって俺1人で探し回って、やっと見つけたー、って思ったらお前この土手でうずくまって泣いててさ、

そん時何て言ったか覚えてる?」