『限りなく近い存在なのに
でも実態はそこにはなくて
まるで人の心にだけ生きてる
神だとかそんなあいまいなもので

無神論者の俺には
もしかしたらとてつもなく
どうでもいい存在なのかもしれないけど

この記憶がなかったら
この音がまるで違って聞こえるだろうって
ただそういう事


それぞれの武器を手に持って
今日も君に会いに行こう

常識を蹴散らして
時空さえ飛び越えて
昨日も今日も明日も明後日も
毎日毎日飽きる事なくその世界に

だけどやっぱり影も形もない
その姿を見る事なんて出来ないけど

また君に一歩近づけた気がして
また欲しい自分になれた気して
だから永遠に君を求めるんだ


もしも地球に太陽が
いきなり2つ現れたとしたなら
地球滅亡とか天変地異だとか
世界中の人類がパニックを起こすだろう

最初の俺もまさにそれで
拒絶して逃げて逃げて逃げて
必死になって影を探して

でも今はそれはそれとして
体温調節の仕方も学んで
上と下をひっくり返したこの世界すら
愉しんで溺れて離せなくて

いつか2つの光に焦がされて
身体ごと消滅してしまうかもしれないけど
きっとそれはそれで
俺が望んだ最期そのものなんだ


どんな言葉を当て嵌めても
君への思いは表記できない
光を意味するもの全てが君で
プラスとか正解もまたそれで

正にこの身体の細胞そのもので
無くなったら存在すら危うくて
平行感覚もままならない
きっとそういう事だからさ

また君に会いたいかなんて
当たり前の質問なんかされたくないけど

もしもそうなったら
今もってる全てを
投げ出しそうな自分がいて
喜怒哀楽矛盾した気持ちに狂わされる


それぞれの武器を手に持って
今日も君に会いに行こう

時に支えになって
時にプレッシャーでもあって
常にその存在はここにいるのに
毎日毎日飽きる事なくその世界に

探して探して走り続けて
その姿を追い求めて
結果見つけるのは音の中で

だからこうやってまた
君に会いに来たんだ』


―――“4 You!”―――


(Lyrics by +END)