そのときりなはまだひかるとつきあってなかった。
まだ幼馴染の関係だった。
だから私はりなに恋の応援をしてもらってた。


私はあきらめずにひかるを追い続けた。
でも届かなくて
がんばってるのに届かなくて。

もういやになって
他の人とつきあいたくなった。

そのときに私はりなに宣言してしまった。

「ひかるはもうあきらめる!」

そのとき、りなの口の端がわずかにあがったのを今でも覚えてる。