ヨーロッパでよく見れられそうなお城の門をくり抜いたような校門がドーン。

そして、校門より上を、見ると、
赤いレンガの校舎に、ちらりと見えるバルコニー。

そんなすごい校舎に思わずポカン・・・

そんなあたしに気づいたのか、

「さ、中にはいろ!入学式遅れるよ!」

そう言って手を引いてくれた。

さすが、自宅が豪華なだけあるなぁ・・

でもそんなほのぼのとした気持ちでいられるのは、そこまでだった。

「・・・・・・・は、い?・・・・へ?」