朝一番。 今年一年間、誰よりも早く学校に来て校門を開ける係になった俺。 そんな俺にあわせて、 まだ他の先生も来ていないくらい早い時間に学校へ来てくれるユキ。 本当は眠いはずなのに。 本当はもっと寝ていたいはずなのに。 友達と一緒に登校したり、 教室でお喋りしたりしていたいはずなのに。 こんな俺にあわせて毎朝早く来てくれる。 毎朝俺と一緒に過ごしてくれる。 誰よりも思いやり溢れる子だと思った。 ユキを知れば知るほど、惹かれていくし愛しく思う。