「結羅。無理しちゃダメだよ?」


「ありがと」


どうしてだろう。あの光景を目の当たりにしても、旭を嫌いになれない。

旭に会いたい、旭に会いたい…


毎日そんなことを思っては、眠りについていた。


旭を思わない日などなかった。


自分のせいで引き起こしてしまった結果がこれだ。


旭を好きになりすぎてしまった結果がこれだ。



私は、どうしようもない旭を、これからも愛し続けていく。