どーしようもない男の子と、その男の子を愛してしまったどーしようもない女の子

えっ?

その声は、紛れもない旭で。
私を後ろから抱きしめていた。

その熱のこもった声が、温かい体が、私の顔を真っ赤にさせる。


「旭…?」


「結羅、一回しか言わないから、よく聞けよ?」


コクリと頷く。
少し期待しちゃってる私って、相当な自意識過剰女。

…笑える


「俺、結羅が好きだ」


旭…


「どうしようもないくらい好きだ。
連絡ができなかったのは、お前にもうほかの男ができたんじゃないかって思って、
怖くてできなかったんだ…ごめん」


そんなに私のことを思ってくれていたの?
旭、私も好きだよ。


「私も、旭のこと、好きだよ」


「じゃぁっ…!」


「よろしくお願いしますっ!」


晴れて、両想いとなりました。