「「いただきますっ!」」


9時前に夕飯を食べ始めて今日の感じたこと何かをガンガン話す。


気がつくともう10時を過ぎてる。


「片付けしとくから、風呂行け…な?」


「うん、ありがと。
お願いして行ってきま~す」


洗い物を済ますとしばらくして風呂から蒼が出てきた。


「アイス食べるのと、ジュース飲むの、
どっちがいい?」


聞かれて「ジュース」と返事をすると、自分の分のアイスも持って、ソファの横に座る。


ニュースをぼんやり見ながら明日の学校の話をして、アイスを『あ~ん』なんてしてもらい、チュッとたまにキスしながら過ごした。


「おしっ、明日の仕度して寝るか?」


「うん、ご飯のタイマーとお弁当のおかずの
準備だけしちゃうね」


俺はまだ済んでなかった宿題をやって、寝る支度を終えた。


蒼は弁当の準備を終わらせて、俺の傍にくる。


「今夜は一緒でいいか?」


頷く蒼の肩を抱き寄せながら「じゃ、俺のベッドな」と連れていく。


シングルだけど寄り添えるからむしろこれが落ち着く。


「今夜は使うの1つでガマンすっか…」


腕の中の蒼の感じている顔を見ながら俺も昇りつめた。


☆☆☆


こうして始まった俺と蒼の二人暮らし。


未来へ向かい動き始めた。


☆☆☆