「お前ら、入学式も入学手続きも面接もそれだったよな?」 それでも、自毛だとは思ってくれないわけ? てゆーか! それで、合格にしたのは。 あんたら、先生じゃないのかよ! 「田端も松本も、少なくとも茶色。」 「はぁい。」 「あ、せんせー。蒼はあれでいいんスか?」 蒼も、十分ヤバイでしょ。 だって、あたしと同じ色だもん。 「あ、谷中か。谷中は田端から言っといてくれるか?家、隣なんだろ?」 「えーでも、絶対・・・」 「頼んだな。はやく着替えて来い。評価落とすぞ!」