バレンタインの魔法

そっか。そっかそっか!!

そうだよ!そうすれば良いんだ!!

「ふふふふふふふふ・・・・・。」

と一人含み笑いをする私を奇妙なものでも見るかのような目で見てくるクラスメイト。

でも今の私にはどうでもいいこと!!

「颯・・・・きもい・・・・」

ムホ!

ひどい

「いい作戦を思いついたの!先生は鈍感だから、気づきそうで気づかないぎりぎりのアタックをすれば・・・・。」

「へぇー。でも失敗すると思うよ?あんた不器用だし。」

そ・・・・。そんなこと・・・・あるかも。

いや・・・でも頑張れば・・・・いけるはず・・・・。